堀井 克章
建設システム工学科 教授
電話番号 0884-23-7192
FAX番号 0884-23-7199
専門分野
コンクリート工学、環境技術
現在の研究テーマ
1. 竹筋廃棄資源コンクリート
2. 廃棄資源(石炭灰,スラグ等)や新素材(繊維,ポリマー等)を利用したコンクリート
3. コンクリート製永久埋設型枠
4. コンクリート製品
5. コンクリートの乾燥収縮とその低減策
6. コンクリートの劣化調査・耐久性試験・補修技術
相談可能なテーマ
1. コンクリート・コンクリート製品全般
2. 廃棄資源の有効利用
3. 竹の有効利用
4. コンクリート製永久埋設型枠
5. セメント工作・LED工作・サンド工作(イベント・教材用)
6. コンクリートの非破壊試験と補修
研究内容
◆竹筋廃棄資源コンクリートは,製造時に大量の炭酸ガスを排出するセメント,重要な環境資源の天然骨材,高価な水道水等を全く使用せず,石炭灰,金属スラグ,脱硫石こう,コンクリートがら,生コン工場の回収水等の廃棄物だけで固まるコンクリートで,通常のコンクリートと同様に製造でき,鉄筋の代わりに竹を補強材として利用するため,世界一環境に配慮した建設材料になります。この技術で,四国で排出される銅スラグや石炭灰をコンクリートの砂やセメントの代替品として利用したり,海水を練混ぜ水として利用することもできます。
◆ コンクリート製永久埋設型枠は,合板型枠と同様にコンクリート工事で使用後,取り外さずにコンクリートの表層部に半永久的に埋設するコンクリート製の薄板状工場製品です。大量に使い捨てされる合板型枠の代替による森林資源の保護や建設廃材の削減,脱型・仕上げ・養生等の工程省略による合理化施工,ハーフプレキャスト化による製品会社と施工会社の共生,型枠だけの高品質化や多機能化(色や模様の付加,電磁波シールド等)による構造物の安価な長寿命化・多機能化などに有効です。
◆骨材事情の悪化等からコンクリートの乾燥収縮が大きくなり,ひび割れなどの問題が生じています。
とくには,砂岩系砕石砕砂を主に使っている徳島県ではこの問題が深刻です。そこで,その対策として徳島県でも入手可能な低吸水率の石灰岩骨材や銅スラグ骨材の利用,フライアッシュや収縮低減剤などの利用により,乾燥収縮の低減策を検討しています。
◆設計耐用年数を超えた構造物が増加しており,維持管理が大きな社会的問題となっています。赤外線法,超音波法,打音法などの非破壊試験や電子顕微鏡観察による調査,液体窒素や電気乾燥炉による簡便な凍結融解試験法や乾燥収縮試験法の利用,繊維補強ポリマーセメントモルタルによる補修などを検討しています。
応用可能な産業分野あるいは製品
◆現場打ちコンクリート全般
◆コンクリート製品全般
メッセージ
◆四国でも問題となっている産業廃棄物や竹の有効利用を研究しています。
◆セメント工作,LED工作,サンド工作等は,子ども・親子向けイベントや専門技術者用教材として好評です。
◆コンクリートの乾燥収縮に関する勉強会を平成23年度から始めています。
◆コンクリートの劣化調査,耐久性試験,補修技術なども扱っています。
